室内犬のトイレトレーニング! しつけ方とトイレを覚えさせるコツとは?

室内犬を飼う上で避けて通れないのがトイレトレーニングです。ちゃんとトイレの方法を覚えさせていないと、家での排泄だけでなく、色んな場所へお出かけするのも難しくなってきます。

とはいえ、トイレを覚えさせるのは、そう簡単なものではありません。きっと初めてトレーニングさせる方であれば、どんな風に覚えさせたらよいか分からない、といった方も多いと思います。

そこで今回は、トイレトレーニングの基本的な方法やコツ、またどういったポイントがあるかをお伝えしていきたいと思います。飼い主さんもワンちゃんと一緒に根気強く頑張ってトレーニングしていけば、きっとしっかり身につけてもらえると思いますよ。

ポイント1:根気が必要

では具体的にどういう方法でしつけるべきなのか、まず飼い主に必要なのが、何よりも根気です。

実は犬の中には大人になってもなかなかトイレを覚えられない子がおり、教える上手さに関係の無い要領が影響することがあります。

正しいやり方をしているはずなのにと思っていても、他のお家よりも覚えるのが遅いというのは珍しいことではありません。

つまり数ヶ月から何年という単位で差が出るものなので、気を長くして取り組む必要があるのです。

ポイント2:環境づくり

その上でまずしつけを成功させるポイントとしては、飼育の環境づくりです。

犬は本来、ふわふわしたものやふかふかとしたものに排尿をする習性があります。

そこで犬のサイズに合ったサークルやケージを用意し、その中にトレーとクレートを置いてください。

そこへトイレシートを敷き、周囲には毛布などの柔らかい素材のものは置かないようにします。

するとシートの上でする可能性が高まりますから、上手に出来たら都度褒めるようにしましょう。

ポイント3:排泄のルーティンの把握

次に、排泄のルーティンの把握をします。

排尿に関してですが、大体幼い頃は1時間に1回、大人になると3時間に1回くらいの頻度でするようになります。

ここから何が判るかと言うと、犬をサークルやケージに戻すタイミングです。

例えば幼犬が1時間前に排尿をしていたと仮定すれば、そろそろまた排尿をするかもしれないので戻してあげます。

そうやって再び排尿をするまで待ち、確認が出来たら外に出すという流れです。

同様に排便についても、いつもどのタイミングで何時間置きにしているかを記録してください。

食後なのか寝起きなのか寝る前なのか、およそのタイミングを掴めるようになると外でされてしまうことを未然に防げるようになります。

また排泄前には、床を嗅いだりその場を回ったりする動作をします。

兆候を観察することでも防げますので、飼い主側の観察力で失敗を阻止していきましょう。

こうして上手にトイレシートを使わせることと、それ以外の場所ではさせないこと、この繰り返しを続けていく中で段々と覚えさせていきます。

ポイント4:うまくいったら褒める、失敗しても叱らない

やはり大切になるのは、成功したら褒めて失敗しても叱らないことです。

犬が失敗をしてしまうのは、決して反発しているからではありません。

どうしていいか判らないから、それが出来ていないのです。

何をすれば褒められるのかということを優先的に伝えれば、自ずと失敗する可能性も低くなっていくでしょう。

私も室内犬を飼っていますが、トイレのしつけには約1年間を要しました。

最初は根気との勝負と考えていましたが、徐々に排泄の兆候を知るようになって一気にストレスも減ったのです。

他のことで余裕を失いイライラをしてしまったこともあったものの、粘り強く教えて良かったなと思うばかりです。

まとめ

時代の変化と共に、現代では室内飼いが非常に多くなっています。

どうしても難しいなと感じたら、ブリーダーやペットショップの方にも相談に行ってみてください。

有効なアドバイスを貰えるでしょうし、悩みを聞いてもらえることで気分転換にもなるのでおすすめをします。